ドラクエができれば経営がわかる(山口 亨) ★3.5 わかりにくい経営用語を「ドラクエ」に例える!?
個人的な評価★3.5/5.0
今回紹介する本は
ドラクエができれば経営がわかる(山口 亨)です。
どんな本?
・分かりづらい経営用語をみなさんが過去に
遊んだことがあるであろう「ドラクエ」に例えて紹介している本
・本書は「物語」→
「解説」→「物語」…のように「物語」と「解説」が
交互にされている。
・物語部分での主人公の行動が「経営という視点ならこう考えられますよね?」という感じで解説パートで示されているので経営の入門書として分かり易い本だと思う。
物語パート
本書は上記でも述べたように
「物語」パートと「解説」パートが
交互に展開されるような構成になっている。
物語パートでは主人公の「勇者」、「戦士」、「魔法使い」、「僧侶」の4人の仲間により話が進む。
仲間達にはそれぞれ得意な分野があり、それらをどう上手く活用するか?
という点で「勇者」が経営者であるとしている。
解説パート
解説パートでは物語パートで行った行動を経営であればどう解釈できるか?
という具体例を出し、
それを解説する構成となっている。
例えば勇者たちが「魔王」を退治するために何から始めよう?と考えているシーンでは解説パートで「KPI」の解説をしたり、
勇者達がが新しいエリアに入り魔物に苦戦しながも、武器を一新するなどしながら攻略していくシーンでは、「PDCAサイクル」の解説をしている。
感想
本書を読んだ感想としては、経営を全く知らない人の入門書として使いやすい本だと思います。
やはり難しいものごとは
例えるのが一番分かり易いと思いますし、
理解もしやすいと思います。
深い理解をするには本書だけでは厳しいものはありますが、
経営を全く知らない、
経営は難しそうと感じる方々は是非本書を読んでもらいたいと思います。