なんでお店が儲からないのかを僕が解決する(堀江 貴文) ★4.5 レストランの「もったいない」を解決してくれる本
個人的な評価★4.0/5.0
今回紹介する本は
なんでお店が儲からないのかを僕が解決する(堀江 貴文)です。
・どんな本?
・ホリエモンこと堀江貴文氏が経営者目線でおいしいレストランなのに
「もったいないな」と思うことについて本書で述べている。
・具体的な例を出し、それに対して改善を出す形の構成になっているので
自分のお店に応用し易いのでは?と思う。
・所感
美味しいお店をもっとビジネスとして成長させるには
どうすれば良いかを述べている本となります。
私が本書を読んだ感想として今回もホリエモンらしく、
強烈だが本質を突いた内容だなと感じました。
例として寿司屋の話があります。
この話は一時期Twitterで炎上したので覚えている方もいると思いますが、
今までの寿司屋は修行と称して技術を教える際に従業員に
小出しに教えており、早朝から深夜まで労働し、何十年とかけて一人前になるという、THE職人の世界という物でした。
この世界に対し、「修行などいらない」と一刀両断しています。
今はインターネット上にいくらでも情報はあるし本もあるんだから
それを参考にして本当においしいものを作るなら
板場に早く出てコツコツ努力したほうがよくないか?ということです。
確かに「有名店で〇年感修行していました!」というブランドは
手に入りますがそれでも何十年と時間をかける価値があるか?と
考える必要があると述べています。
以上のような今までの無駄と思われる構造を破壊するような事と、
これからのレストランはどうやって時代についていくべきかなど
多くの参考になる事例が述べられています。
今後お店を出すつもりだという方や
お店をやっているがいまいち伸びない方などは
是非本書を読んでみてはいかがでしょうか?