I feel like I became wiser

年間300冊以上を読んできた私が、20歳の時の私に読めばよかったと思う本、20歳で読んでいて良かった本を紹介します

ミステリー

十角館の殺人(綾辻 行人) ☆4.0  この本の仕掛けに気付ける人は天才だと思う

個人的な評価☆4.0/5.0 今回紹介する本は 十角館の殺人(綾辻 行人) です。 ・どんな本? ・日本ミステリー小説界の大御所「綾辻行人」のデビュー作。 ・所謂「クローズドサークル」作品であり、日本ミステリー小説界に 衝撃を与えた一冊。 ・「衝撃の一言」…

殺戮にいたる病(我孫子 武丸) ☆4.5 上手すぎる文章にグロすぎる描写

個人的な評価 ☆4.5/5.0 今回紹介する本は 殺戮にいたる病(我孫子 武丸)です。 ・どんな本? ・エロいグロイで初心者にはお勧めできないが、 傑作といわれるだけの衝撃的なトリック ・あらすじ 永遠の愛をつかみたいと男は願った――東京の繁華街で 次々と猟…

四畳半神話大系(森見 登美彦) ☆4.5 運命の黒い糸で繋がっているのだ

個人的な評価☆4.5/5.0 今回紹介する本は 四畳半神話大系(森見 登美彦)です。 ・あらすじ 私は冴えない大学3回生。 バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。 悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、 …

ジョーカーゲーム(柳 広司) ☆4.0 日本軍スパイの華麗なる短編集

個人的な評価 ☆4.0/5.0 今回紹介する本は ジョーカーゲーム(柳 広司)です。 ・あらすじ 戦時中の日本にて、大多数の反対を押しのけて結城中佐の提案により、 スパイ養成学校「D機関」が設立された。 訓練生達はお互いの素性さえも知らず、 優秀なスパイへ…

容疑者Xの献身(東野圭吾) ☆5.0/5.0 優しい男の悲しき献身

個人的な評価☆5.0/5.0 今回紹介する本は 容疑者Xの献身(東野圭吾)です。 ・あらすじ 花岡靖子は娘・美里とアパートで二人で暮らしていた そのアパートへ靖子の元夫、富樫慎二が彼女の居所を突き止め訪ねてきた。 どこに引っ越しても疫病神のように現れ、暴…

ロートレック荘事件(筒井康隆) ☆4.5 貴方は必ず騙される

個人的な評価 ☆4.5/5.0 本日紹介する本は ロートレック荘事件(筒井康隆)です。 ・あらすじ 夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を 約束された青年たちと美貌の美女たちが集まった。 ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが 始まったかに見…

イニシエーション・ラブ(乾くるみ) ☆4.0 絶対最後から読んではいけない!物語が変わる本!?

個人的な評価 ☆4.0/5.0 今回紹介する本は イニシエーション・ラブ(乾くるみ)です。 ・あらすじ この本はSIDE-AとSIDE-Bの2部構成となっています。 SIDE-A 「僕」こと鈴木は、代役で行った合コンで会った「マユ」に惹かれた 2人は「マユちゃん」「たっくん…

そして誰もいなくなった(アガサクリスティー) ☆4.5  一度は読んでおきたい稀代の名作ミステリー! 

個人的な評価☆4.5/5.0 本日の一冊は 「そして誰もいなくなった」(アガサクリスティー)です! 「そして誰もいなくなった」とは1939年に ミステリーの女王とよばれる「アガサクリスティー」によって執筆された 稀代の名作ミステリー小説です。 クローズドサー…

GOSICK-ゴシック-(桜庭一樹)  ☆4.5

個人的な評価 ☆4.5/5.0 今回の感想文はGOSICK-ゴシック-(桜庭一樹)です! 賢くなるため立ち上げたこのブログですが 初っ端は趣味全開の小説を取り上げます(笑) 『GOSICK -ゴシック-』は、富士見ミステリー文庫(富士見書房)から刊行され、 現在は角…