I feel like I became wiser

年間300冊以上を読んできた私が、20歳の時の私に読めばよかったと思う本、20歳で読んでいて良かった本を紹介します

もしアドラーが上司だったら (小倉 広)  ★4.0  【嫌われる勇気】で嫌われないため

f:id:banmesi:20190115200626j:plain 個人的な評価★4.0/5.0

 

 今回紹介する本は

 

 もしアドラーが上司だったら (小倉 広)です。

 

どんな本?

・【嫌われる勇気】を読んで感動した!けど嫌われたくはない、という人のために

内容をかみ砕いて実践的に落とし込んだのがこの本です。

 

アドラーの心理学に少し興味があるのという人にオススメです、

物語形式で話が進むので非常に読み易いです。

 

・対人関係の悩みを解決したい…という方にオススメ。

 

本書の目次

 プロローグ ドラさん、皇居に現れる
◆第一章 自分を追い込んでも、やる気が続かないんです
◆第二章 失敗から目をそらすなんて、できません
◆第三章 カラ元気を出すのに疲れちゃいました……
◆第四章 やらなくちゃならない仕事が山積み
◆第五章 成績の悪い僕は劣っている。負けている
◆第六章 自分を追い込んで、やっとできるようになったんです
◆第七章 自分を勇気づける、次のステップとはなんだろう?
◆第八章 誰かを喜ばせようとしても、無視されたりバカにされるんです
◆第九章 自分の意見だけでなく、存在までも否定された……
◆第十章 目の前の人のため、が共同体感覚なんですか?
◆第十一章 あなたを信じていたのに……
◆第十二章 課長なのに、頑張らなくてもいいの?
エピローグ ドラさん、チャレンジを続ける          Amazon内容紹介より

 

内容

 

本書に載っている内容で私が参考になるなと思った個所を一部抜粋して紹介します。

 

【出来なかった事ではなく、出来た事に注目する】

人間1日の中で出来ていることのほうが多いのに、

それを誉めずに1部のできなったことに注目しすぎやねん、

それだと辛いからできていることを誉めようぜ!というのが1つです。

 

そんなこと言って自分を甘やかしてもいいことはない、と感じるかもしれませんが

自分を褒めるという行為により自己肯定感を上げることで

生じるメリットのほうが高いのでは?ということです。

 

【機能価値と存在価値を混合しない】

機能価値とは簡単に言えばどれだけ能力があるか?ということで、

存在価値とは人間としてどれだけ価値があるか?ということです。

 

そして、仕事においてこの2つの価値を混合してしまうため、

仕事でミスしたときに「自分には価値はない…」となってしまうのだという。

 

【人は共同体感覚が欲しい】

共同体感覚とは簡単に言うと自分がコミュニティに貢献している感覚のことです。

コミュニティは職場、仲間内、学校、家族、など様々です。

 

また、貢献しているという意識を持つには、自分の利益のためだけに行動するのではなく、

自分の行動がより大きな共同体のためにもなるように行動することが重要であるとしています。

 

  

今回は以上の3つだけの紹介となってしまいましたが、

本書ではもっと沢山の金言が書かれています。

 

まとめと感想

 

本書は上記でも説明した通り、【嫌われる勇気】をどう日常生活に落とし込むか?

という実践本になっています。

 

本書から学べることは非常に多いと思います。

このブログでは前々から言っていますが

とにかく本に書いてある内容を実践してみることが重要であるとしています。

 

本書は実践というところでは非常にリスクが少なく行えることが

載っていますのでオススメです。

 

対人関係の悩みをなくしたい…

【嫌われる勇気】を持てなかった…

という人は是非本書を読んでみてください!

 

きっと素晴らしい出会いとなると思います。

 

 

もしアドラーが上司だったら

もしアドラーが上司だったら