I feel like I became wiser

年間300冊以上を読んできた私が、20歳の時の私に読めばよかったと思う本、20歳で読んでいて良かった本を紹介します

営業の魔法(中村 信仁)  ★4.5  この魔法を手にしたものは必ず成功する

 

f:id:banmesi:20190114112550j:plain 個人的な評価★4.5/5.0

 

 

今回紹介する本は

 

営業の魔法(中村 信仁)です。

 

 

 

 どんな本?

 本書は物語調で話が進みます。

その中で主人公の師匠である紙谷が主人公に

12の営業の魔法」を授けるという物語になっています。

 

 

 「営業の魔法」

本ブログではすべてを紹介はしませんが

いくつか私がためになったと思った魔法を紹介します。

 

・商品を売るのではなくお客様の問題解決のお手伝いをする仕事

お客様が誰を幸せにしたいかを考え、

問題解決の手助けをする商品として提案をすること。

そのため売るのではなく、徹底的にお客様の声に耳を傾ける。

 

・会話には「間」が必要である。

質問の際に相手に考える時間を与えることで

自分自身で決めたという気持ちにさせる。

 

規制概念を捨てる。

靴を履いていない民族に靴を売るのは無理だと考えるのか

逆にビジネスチャンスととらえるか。

 

本当のyes,but話法を身に着ける。

相手の意見に最初に同意し切り返す話法だが、

切り返しの部分で「質問」にして返す事で相手自身が

「自分で答えを導く」ように誘導する。

 

・類推話法で相手の心を動かす。

類推話法とはたとえ話を交えて伝えたいことを話すこと。

人は「ストーリー」が大好きで説教は嫌い。

類推話法を使うことで伝えたいことを嫌味なく伝えることができる。

 

・推定承諾話法でクロージング

推定承諾話法とは「もし仮に…」で始まる話し方。

それを手に入れたかのような気持ちにさせることができる。

 

 

本ブログでは上記しか紹介しませんでしたが、

本書には他にも非常にためになる「魔法」が載っています。

 

 

 感想

私は今後営業職になるということで、

非常に評価の高い本書を読もうとして購入しました。

私は今まで営業職という仕事は「商品の良さを説く仕事」

だと思っていました。

 

本書に書いてある「営業で売らない」という言葉に最初は疑心しましたが、

本書を読み終えた後、その言葉の意味とメリットがよくわかりました。

 

「営業とは商品を売るのではなく、お客様の問題解決のお手伝いをする職業」この言葉で私はこれから営業職として胸を張って仕事ができると感じます。

 

本書は私と同じように営業職になる人、

すでに営業職で壁に当たっている人などにオススメの本です。

興味のある方は是非本書を読んでみてはいかがでしょうか?

 

 

営業の魔法

営業の魔法