I feel like I became wiser

年間300冊以上を読んできた私が、20歳の時の私に読めばよかったと思う本、20歳で読んでいて良かった本を紹介します

起業1年目の教科書(今井 孝)  ★4.0  起業を考える人へ、不安や恐怖を消してくれる1冊

f:id:banmesi:20181212204809j:plain ★個人的な評価4.0/5.0

 

 

今回紹介する本は

 

 

 

起業一年目の教科書(今井 孝)です。

 

 

 

どんな本?

・起業してから1年間はどのようにビジネスを進めると成功しやすいか、

 ということが書いてある本。

 

・本書によれば起業1年生は「画期的なアイデア「夢、ビジョン」

「ビジネスモデル」、さらには「お金」まで無くても大丈夫と述べています。

 

 

細かな階段を作ること

本書では成功する人はどんな事をしているかというのを

「大きな目標に到達するために、小さな階段を作っている」

としています。

 

その小さな階段とはどんなものがあるか?それを本書では述べており、

の中から私が面白い!と思ったものをピッアップして

紹介したいと思います。

 

いつでも復活できる条件を作る

 

たとえ事業を起こすのに失敗したとしても

人生が終わるわけではないので、

いつでも復活できるように起業する前に

スキルを身に着けておくなどしておけば

退路があるから思いっきりやれるのです。

 

やる気のない前提でスケジュールを作る

 

自分の気合いに頼り、ぎっしりとスケジュールを立ててしまうと

どこかで綻びが生まれ、自己嫌悪に陥ってしまう可能性があります。

 

そのためこれだけは必ずやる、という仕事を決めることで成功体験が

積み重なっていくという物です。

 

お金を使う判断基準を持つ

 

企業家がお金を使う時に考えるべきは「見込まれるリターンで考える」

ということを述べています。

 

サラリーマン的な考えは

「この前お金を使ったばかりだから使わないでおこう」となりがちですが、

 

起業後の考えとしては、

「それを買うことによって後のリターンが大きいならば買っておこう」

となるべきだとしています。

 

つまり

回収ができると思った時は、躊躇せずにお金を使うべきとしています。

 

 

 

以上の3つのように本書では起業する人には

大きな目標にいきなり向かうのではなく、

小さい階段を昇って少しづつ成長していくことを推奨しています。

 

感想

本書の感想といたしましては、今後起業していく人の不安や恐怖を

和らげてくれる効果のある本だと感じました。

 

本書の伝えたいことは起業をするにあたって

どのようにしていくのが成功しやすいか?というところに

焦点が当たっていますが。

 

逆に考えればこれさえすれば失敗しにくいということだと思います。

 

今後起業をしたい、するつもりという方は

是非本書を読んでみてはいかがでしょうか。

 

起業1年目の教科書

起業1年目の教科書