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年間300冊以上を読んできた私が、20歳の時の私に読めばよかったと思う本、20歳で読んでいて良かった本を紹介します

ドリルを売るなら穴を売れ(佐藤 義典) ☆4.5 世界の見方が変わるかも!?マーケティングの入門書!!

f:id:banmesi:20181114203035j:plain 個人的な評価☆4.5/5.0

 

 

今回紹介する本は

 

 

ドリルを売るなら穴を売れ(佐藤 義典)です。

 

 

・どんな本?

 

・営業、販売企画、広告、マーケティングなどに関わっており、

「売ること」に関する体系的な理解をしたい方が手に取る、

マーケティングの「入門書」である。

 

・理論の実践・応用例をわかりやすくイメージしてもらうため、

各章の後半は前半の理論に基づいたストーリーとなっている。

 

 

・所感

 本書を読むきっかけは私がマーケティングの入門書を探してて、

見つけたのが本書でした。

結論から申し上げますと最初に読んだのがこの本でよかったと思いますし、

マーケティングの勉強する初心者の方には本書をお勧めします。

 

本書の構成として各章ごと前半と後半に分かれていて、

前半では理論を、後半ではその理論に基づいたストーリーで進むので、

イメージをしやすくなっています。

なんなら後半のストーリーだけみても応用することができれば

本書にのっているマーケティングを学ぶことができます。

 

ストーリー部分のあらすじとしては、

 

広岡商事の新規企画室に勤める売多 真子は

前任者が立ち上げた赤字続きのイタリアンレストラン

リストランテ・イタリアーノ」の赤字が解消されなかったら、

新規事業部の解散と「リストランテ。イタリアーノ」の閉店を

宣告されてしまう。

 

期限は2か月、新規事業部はこの問題を真子に一任し、

真子はマーケティングを学ぶため従兄弟でビジネスコンサルタント

売多 勝に教えを乞うことにした。

果たして真子は店の危機を救うことができるか?

 

というのが後半のストーリーのあらすじとなっています。

こういう本のストーリーは少し無理がある

こじ付け方をするものも多いですが。

本書は話が非常に面白く、理論もすんなりと入ってくるため

他のものとは一線を画しているなと思います。

 

私が本書を読んで特にに感じたのはマーケティングを学ぶと、

普段何気なく見ていた街の景色が非常に論理的にできていることに

気づけるということです。

 

大型ショッピングセンターは間違いなくその傾向にあるし、

個人店舗でも創意工夫がされていて本当に参考になります。

 

マーケティングをこれから学ぶ人、興味のある方は

是非本書を読んでみてはいかがでしょうか?

 

 

 

ドリルを売るには穴を売れ

ドリルを売るには穴を売れ